40歳が転職の限界というのは本当?キャリアコンサルタントからのアドバイス

40代~60代のシニア世代キャリアに悩んでいる方々、特に転職再就職を考えている方にとって、「40歳転職限界説」という言葉を耳にすることが多いでしょう。しかし、2024年現在、この説はまだ有効なのでしょうか?

結論としては、「40歳転職限界説」はもはや当てはまりません。以下にその理由を詳しく説明します。

目次

40歳転職限界説の由来と背景

転職エージェントの戦略的発言としての「40歳限界説」

「40歳転職限界説」は、転職エージェントが収益を上げるための戦略的な発言として広まった可能性があります。エージェントは求職者から手数料を取らず、転職が決まった際に企業から手数料を得ます。40歳以下の求職者の方が企業のニーズが高く、エージェントにとって利益を上げやすいターゲットとなるため、この説が強調されてきたのです。

企業が求職者の年齢にこだわる理由

企業が求職者の年齢にこだわる理由の一つは、採用部署の年齢構成にあります。多くの企業では、部署の欠員が出た際に、新しい人員を採用します。その際、既存の社員の年齢構成を考慮して、バランスを取るために特定の年齢層を採用する傾向があります。このため、企業が40歳以下の求職者を優先するケースが多かったのです。

データから見る40歳転職限界説の現状

40歳以上の転職成功者は全体の1/4以上である

最新のデータによると、40歳以上の転職成功者は全体の約25%を占めています。この数字は、40歳以上でも十分に転職が成功していることを示しています。

40歳以上の転職者数は増加傾向にある

過去数年間の統計データを見ると、40歳以上の転職者数は年々増加しています。特に、40歳以上の転職者の割合が大幅に増えており、40歳転職限界説が現実とは異なることを示しています。

実例から見る40歳転職限界説の現状

転職エージェントには40歳以上を担当するコンサルタントが増えている

多くの転職エージェントでは、40歳以上の求職者を専門に担当するコンサルタントが増えています。これにより、40歳以上の求職者も多くの転職機会に恵まれるようになっています。

支援経験から見た40歳転職限界説

直近の支援先でも34歳、44歳、49歳、53歳、61歳で転職を成功させています。この経験からも、40歳以上での転職が可能であることが分かります。

まとめ:40歳転職限界説は2024年現在は意識しなくて大丈夫!

「40歳転職限界説」は過去のものです。現状では、年齢に関係なく転職を成功させることができます。40代、50代の転職希望者も、正しい方法で努力を続ければ必ず道は開けます。

著者
鈴木 隆 (Takashi Suzuki)

東京大学経済学部卒業後、中小企業向けコンサルティング会社で経済分析部門でリサーチアナリストを務めました。2001年からキャリアコンサルタントとして活動し、特にミドルシニア層の転職支援に注力。2011年には人材系大手企業でシニア向けキャリアコンサルティング部門を立ち上げ、定年後のキャリアプランニングや起業支援に尽力。

国家資格キャリアコンサルタントとCFP資格を持ち、3000人以上のキャリア相談を手掛けています。「人生100年時代、充実したセカンドキャリアを共に築きましょう」との信念で多くのシニアを支援しています。

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